2019/08/23        小学生向けの話

英語の話をちょこっと。

     

「英語をシャワーのように浴びる」は大事です。

「英語の構造をまず理解すること」も大事です。

「2兎を追うものは1兎も得ず。」

中学生が今まで以上に英語に時間を費やさないと大学受験とは戦えないということなのでしょうね。。。

その時間は国語力があるかないかで大きく変わる。

8月1日に、小6,中3学力テスト結果が発表されました。英語において、英作文の問題で「彼女はローマに住んでいます」という文章の正答率は、約34%だったそうです。中1で学ぶこのような易しい英作文でも、中3生の約3人に1人しか正解できないということに、私は「やはり、私が危惧していた通りだ」と感じました。

それは、基本的な英文法をマスターできていない子ども達がほとんどである、ということです。ですから、25語以上の英作文を書かせる問題の正答率が、たった2%だったことも、容易に理解できます。

その根底には、国語力不足も横たわっていると思います。「彼女は/ローマに/住んでいる」という日本文において、「主語は『彼女は』で、述語(動詞)は『住んでいる』である」ということがつかめているか、がまず問題となります。

次に、英語においては、彼女はネ/住んでいるヨ/ローマにネ」という感覚で話されていることをつかんでいるかが問題となります。そこで初めてShe/lives/in Rome.という文を作ることができます。

もちろんそこでは、三単現のsやinという前置詞の知識も必要となりますが、私は英語のマスターにおいては、「英語の構造をまず理解することが大切だ」と思っています。しかし、これからの英語教育の流れは、それとは真逆で、「シャワーのように英語を浴びてマスターする」というような方向性です。

それで果たして、今まで以上に子ども達は英語に堪能になれるのでしょうか。
私は、これからの英語教育が進めば進むほど、「She Rome live.」のような英語を話す生徒が増えていくように感じています。

都麦出版 社長ブログ (https://www.tsumugi.ne.jp/company.html)