日本政府が緊急事態宣言を出す準備に入りました。
期間は1ヵ月程度です。
東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・兵庫県・大阪府・福岡県の7都府県です。
緊急事態宣言にともなう兵庫県の発表についてはこちらを参照下さい。
(兵庫県HP; https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk03/0407coronataisyohoushin.html)
兵庫県のコロナウィルス状況(4/6時点)
(https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk03/200129.html#kensa_new)
検査実施(累計):3054名
陽性者(累計):203名
入院中:142名(重症8名)
死亡(累計):8名
退院(累計):50名
検査状況(1/31~4/5)
PRC検査件数(4/5時点) 3054名
陽性反応者(4/5時点) 203名
姫路居住者感染者数
(https://web.pref.hyogo.lg.jp/kk03/documents/0405corona_kanjya.pdf)
姫路居住者:23名
姫路から西の市町村居住者:0
兵庫県によれば赤穂市が所属する第4学区の状況は「横ばい」となります。
確かに、数字を整理すれば「横ばい」といえなくもありませんが、検査態勢が整えば整うほど陽性反応者は増えていくように思えてなりません。
緊急事態宣言を受けて兵庫県が発表した内容を見るに、判断の材料となるような資料はないように思いました。
非常に難しい状況です。
前回の休講措置とは状況が変わっております。
緊急事態宣言および赤穂市内学校再開延期を受けて弊塾の対応
まず、私が出した結論は
「休塾しない」
です。
以下 各学年毎の対応をまとめます。
高校生
高校生に関しては、完全オンラインでの授業にさせて頂きます。
①13:00~15:00 オンライン自習室
オンライン自習室、学校の課題・塾の課題を進めて下さい。
質問に関しては、全てLINEもしくはChatWorkにて受け付け返信致します。
解説が文章で済まない場合は、解説動画を添付させて頂きます。
②通常授業 オンライン
通常授業もオンラインにて対応させて頂きます。
質問に関しては、全てLINEもしくはChatWorkにて受け付け返信致します。
解説が文章で済まない場合は、解説動画を添付させて頂きます。
・高校2年は1年の復習をメインに、高校2年1学期中間テストの範囲を超えるぐらいの予習をこなしておくこと。
・高校3年生は、大学受験に向けて全力疾走で計画通りの勉強を進める。
・新高校1年生は、中学の復習ではなく高校の予習を出来る所まで進めておく、夏休み頃までに高1の内容を終わらす勢いで最高の高校生活を送る準備をしていきましょう。
中学生
①通常授業
オンラインによる授業が可能な生徒はオンラインを推奨する。
オンライン対応が難しい生徒は、
・1m~2m距離を取って授業を行う。
・入室時の手洗いの徹底
・手指消毒の徹底
・教室の窓を開放しての授業
・入室時の検温徹底
・30席の教室にて10名程度での授業
・次亜塩素酸による消毒
人数調整のために時間の変更を各ご家庭にお願いしていきます。
ご迷惑をおかけ致します。
②オンライン自習室 13:00~15:00
高校生同様にオンライン自習室を稼働させていきます。予定を立てることの出来ない状況で、生活習慣を乱すことなく日々を過ごして欲しいと切に願います。
Wifi環境さえあればオンライン自習室への参加は可能です。
タブレット・スマホをもたれていないお子さまには弊塾のタブレットを貸し出し、LineではなくChatWorkなどを使用し質問対応を行って参ります。画像にて採点、答案の返信が出来るため非常に便利です。
小学生
前回の休講時より小学生のオンライン対応の可能性を模索して来ましたが、様々な問題が解決せず小学生に対してオンライン授業の導入は断念致しました。
①13:30~
②14:30~
③15:30~
④16:30~
⑤17:30~
以上の時間帯に最大6名の生徒を受け入れ対面・密集空間を作らない状況で授業を進めて参ります。
・1m~2m距離を取って授業を行う。
・入室時の手洗いの徹底
・手指消毒の徹底
・教室の窓を開放しての授業
・入室時の検温徹底
・30席の教室にて10名程度での授業
・次亜塩素酸による消毒
多くのご家庭に学校再開までの間時間変更をお願いすることになります。
ご迷惑をおかけ致します。
休塾をしない私の想い
いつ緊急事態宣言が出てもおかしくない状況の中で3月の1ヵ月様々なことを試し、オンライン対応については模索をし続けて参りました。
誰もが経験したことのない状況の中で、どの答えが「安全」「保護者の負担がない」「学びをとめない」の3つを実現するのだろうか。
①数週間も家に閉じこもらなければならない現状
前回の休講時に一歩も家から出ない子達を見てしまいました。たった、2週間でこんなにも変わるのかと愕然としてしまいました。
そして、2週間~1ヵ月の保護者の苦労も見てきました。
もうそのような現実を見たくはありません。
確かに、「命の重さ」と比べることの出来ないことであります。どのように安全対策を行ったとしてもコロナウィルス感染の可能性は「0」にはなりません。
②学びは止めてはいけない。
常日頃から全国の学習塾の先生達と密に連絡を情報交換を行っております。
3月から5月初旬までの間、赤穂市の小学生・中学生・高校生が学びを止めてはいけないと実感しております。
オンライン学習、自宅学習、リアル塾に通うなど形態は様々でありますが、全国の小中学生達は学びを止めていません。学力格差はこの2ヵ月~3ヵ月で確実に広がります。
特に大学受験生は一気に大学受験モードへと気持ちを切り替えていかねばならない時期です。この時期に大学受験生が勉強をするのか、しないのか迷うことなどあってはならないのです。
もう全力疾走しておかなければ大学受験と戦うことは出来ません。
「命の重さ」と「学力」は天秤にかけることは出来ません。
最後に
本日(4/6)中1~中2の授業時間の最初に、塾を休まないことについて20分程度時間をかけて話していきました。中学生にしてみれば急な展開に戸惑い、何故1人の大人が20分も熱を上げて話をしてことにも戸惑ったのかもしれません。
私は、塾を継続するという判断をしました。
更なる状況変化によって判断をかえるのかもしれません。
どうぞ、保護者の皆様 4月も5月もよろしくお願い致します。